タイヤ【2】



タイヤ【2】

タイヤは車の靴です。

車体を支えて進んでいるものですから、人が靴に期待するものと車のタイヤに期待するものは似ています。

雪が降らない地域の人が冬に雪国に行ったときには、歩き方もわかりませんし、靴も違いますから歩くことすら困難になってしまいます。

雪国の人は、雪の道や凍結している道で歩くコツを熟知しています。

これが車の運転方法ですよね。

それプラス、靴へも留意しています。

滑り止めがあるような、「滑りにくい靴底」の靴に変えています。

これがタイヤです。

凍結する時期になったときには、車のタイヤも冬用に変えることで安全を確保することができます。

急に雪が降ったり凍結し得てしまったときにはチェーンを巻いて走行することもありますが、雪がなくなった道を走ればかなりの振動を感じますしノイズも激しいものです。

取り付けと取り外しをいちいちするのもメンドクサイものですが、マメに脱着を行わなければ道を傷つけます。

またそのままチェーンが必要ない道を走行すれば、チェーンが切れてしまったり、ゆるめばタイヤを傷つけるということにもなりかねません。

また召さつ係数も高くなりますので、燃費も悪くなります。

チェーンに変わるスパイクタイヤは

チェーンの脱着の煩わしさを解消するために開発されたのが、「スパイクタイヤ」でした。

鋲をタイヤに打ち込むことで、雪道や凍結している道路の走行が画期的に安定し、多くの人々がスパイクタイヤを選択しました。

しかしそのまま問題がない道路を走れば、アスファルトの塵粉が出てしまうという公害問題が起こりました。

そのために平成3年には禁止されました。

このスパイクタイヤの代替えはすでに開発され発売されていた、スタッドレスタイヤです。

発売当初は噛み付き性能が低いといった感想を持たれ、その印象が強かったことから法律の施行後しばらくロシアからの輸入などでスパイクタイヤを愛用する人まで出ました。

しかし実際は1990年代からスタッドレスはその性能を向上させていましたので、全く問題なく使えるものになっていました。

このスタッドレスであれば道を傷つけることもありません。

これを冬タイヤといいますが、雪に特に有効、凍結に特に有効といった特性がありますので、その地方地方の特色や自分の目的で選択することになります。